カクテル.net

カクテル.net

ハーブの高潔さ纏う王女 カクテル・リトルプリンセスとは

約 4 分
ハーブの高潔さ纏う王女 カクテル・リトルプリンセスとは

リトルプリンセスは、ラムとスイートベルモットの2つの材料のみで作る、とてもシンプルなカクテルです。とても可愛らしい名前ですがアルコール度数が高く、ラムの甘い香りとハーブの香り豊かなスイートベルモットが、華やかな香りの層を作り上げています。

ほんのりとした甘さの中に高潔さを感じる味わいは、“かわいいお姫様”というよりもわがままも愛らしい“ちいさな王女”。そんなカクテル・リトルプリンセスの作り方や、おすすめの材料などをご紹介します。

スタンダードなリトルプリンセスの作り方

  • ミキシンググラスにホワイトラム・スイートベルモット各30ml・氷適量を入れます。
  • バースプーンで素早く混ぜます。
  • ミキシンググラスにストレーナーを被せ、カクテルグラスに注いだら出来上がり。

リトルプリンセスをおいしく作るコツは、ミキシンググラスで材料を混ぜる際、水っぽくならないように気を付けること。氷が解けすぎてしまわないよう、暑い季節はミキシンググラスや材料を冷やしておいたり、溶けにくい氷を使うといった工夫をすると良いでしょう。

また、シェイクの技法で作るレシピもあります。ステアで作るリトルプリンセスは、キリっとした透明感があり、シェイクで作るとスイートベルモットとラムが優しく溶け合い、まろやかな味わいのカクテルになります。

リトルプリンセスおすすめラム

ラムはサトウキビの糖蜜を発酵させた蒸留酒で、製造方法や熟成度合いなどの風味によりヘビー・ミディアム・ライト、熟成させる樽の色合いによりダーク・ゴールド(アンバー)・ホワイト(シルバー)に分かれています。

リトルプリンセスに使うラムは、無色透明で軽やかな味わいのホワイトラム(シルバーラム)。クセのない上品な風味を求めるなら、モヒートやキューバリバーなどにも利用される「バカルディ スペリオール」、軽めの味わいの中にもラム独特の深みのある香りを求めるなら「トロワ・リビエール ブラン」がおすすめです。

また、ラムはアルコール度数が40~50℃と高いものが多いのですが、度数を抑えつつサトウキビ本来の豊潤な香りを楽しみたいという方には、南大東島産サトウキビを使用した純国産「グレイス・ラム コルコル アグリコール25」も良いのではないでしょうか。

リトルプリンセスおすすめスイートベルモット

リトルプリンセスの、複雑で高貴な香りと甘い味わいを生み出しているのが、スイートベルモットです。

スイートベルモットは白ワインをベースに、クローブやシナモンなど20~40種類ものハーブやスパイスを配合し、ブランデーでアルコール度数を調整したフレーバードワイン。ハーブによる深い風味とほろ苦さが感じられるため、リトルプリンセスのようにシンプルな構成のカクテルの風味づけに用いられるほか、好きな方は冷やしてそのまま食前酒として飲む方もいます。

そんなスイートベルモットはカラメルで甘味やほろ苦さを加えたロッソと、苦味がなくまろやかな甘味のビアンコに分けられ、リトルプリンセスに使うのはロッソ。

カラメルの風味とハーブの香り豊かな「チンザノ ベルモット ロッソ」、ハーブのエレガントな香りと樽熟成によるリッチなバニラの香りが楽しめる「ノイリー・プラット スイート」、ややスパイシーな味わを求める方には「ガンチア ベルモット ロッソ」がおすすめです。

個性豊かな皇女・リトルプリンセス

リトルプリンセスは少ない材料から作っれるカクテルなので、材料そのものの味わいがカクテルの味わいを決めます。

ラムもベルモットも個性の幅が広く、奥深い味わいを持っていますので、メーカーを変えるだけでもくるくると表情が変わります。そんな自由奔放さも“ちいさな王女”の名にふさわしいのかもしれませんね。

カクテルに関すること

カクテル  カクテル

カクテルの記事カテゴリ―一覧