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人生を慈しみ賛歌を贈るカクテル・キャロルとは

約 1 分
人生を慈しみ賛歌を贈るカクテル・キャロルとは

キャロルというカクテル名には「賛歌」という意味があります。その味はたった二つの材料から作られたとは思えないほど深く、またブランデーとベルモットという個性の強い組み合わせが絶妙な風味を醸し出すカクテルです。

コク深い味わいはまるで人生の縮図。そんなすべての人の人生を慈しむカクテル・キャロルのレシピや、キャロルに使われる材料について、ご紹介します。

スタンダードなカクテル・キャロルのレシピ

  • ミキシンググラスにブランデー45ml・スイートベルモット15ml入れます。
  • 氷適量を入れて手早くステアし、カクテルグラスに注ぎます。
  • パールオニオンをさしたカクテルピックを沈めたらできあがり。

甘く複雑な香りを持つスイートベルモットと、白ブドウのフルーティさと熟成香が香るブランデーが、互いの個性を引きたてていて、グラスの底に沈む真珠のように美しく輝くパールオニオンがアクセントを与えます。

アルコール度数の高い材料や個性の強い材料同士を合わせるときに、シェイクの技法がよく用いられるのですが、キャロルはあえてステアで合わせることで味がまろやかになりすぎず、材料の個性を活かしています。そのため、作り手の技術やセンスが表れるカクテルとも言えるでしょう。

キャロルに使用するブランデーとは

ブランデーとは果実酒から作った蒸留酒で、一般的には白ブドウのワインを蒸留し、樽で熟成することで深くまろやかな味わいを醸し出すスピリッツです。フルーツの味がするわけではないのですが、白ブドウを原料としているためワインやリキュールとの相性が良く、フルーツの味と香りを上手に引き出してくれます。基本的に常温でフルーティーさや熟成の香りを味わうスピリッツなので、自家製フルーツブランデーに用いられストレートで楽しんだり、カクテルベースに利用されます。

またブランデーには白ブドウだけではなく、サクランボを原料にした“チェリーブランデー”やりんごを原料にした“アップルブランデー”もあり、豊かな風味が楽しめます。

キャロルに使うブランデーはごく一般的な白ブドウを使ったブランデーで、クリアな香味とフルーティさが特徴の「サントリーブランデーV.O」や、繊細でエレガントな軽やかさを持つ「クルボアジェVSOPルージュ」がおすすめです。

キャロルに使用するスイートベルモットとは

スイートベルモットは白ワインをベースに、クローブやシナモンなど20~40種類のハーブやスパイスを配合し、ブランデーでアルコール度数を調整したフレーバードワインです。ブランデーを使用しているため、キャロルのようにブランデーと合わせるとなじみが良く、個性の強さを引き立てあいます。

ハーブによる深く豊潤な風味と独特のほろ苦さがカクテルのアクセントに用いられ、キャロルに使用するのは、カラメルで甘味や香ばしさを加えた“スイートベルモット ロッソ”。カラメルの風味とハーブの香り豊かな「チンザノ ベルモット ロッソ」か、深いコクと香りの奥深さを感じる「カルパノ アンティカ フォーミュラ」がおすすめです。

カクテルにドライで上品なアクセント・バールオニオン

パールオニオンはカクテルオニオンとも呼ばれ、豆粒ほどの小さなオニオンの酢漬けのことを指します。白ワインビネガーやハーブに漬けていて、カクテルに使われる他、刻んでドレッシングにしたり、ピンチョスのアクセントに利用されます。カクテルではキャロルの他にギブソンというカクテルに使われるのが有名です。多くのカクテルに広く使われる材料ではありませんが、オリーブよりドライな味わいに仕上げたいときにおすすめ。また、メーカーにより食感が異なりますので、お好きなメーカーを探してみてくださいね。

すべての人生に賛歌を!クリスマスにもオススメ

キャロルのスパイシーさと樽熟成の香りは奥深さを生み出し、独特の甘みやほろ苦さ・フルーティな風味は、味わい深い人生の喜びを静かに讃えるような、大人の風格を感じるカクテルです。「クリスマスキャロル」にもあるように、クリスマスや記念日を祝うときに飲んでみてくださいね。

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