
カクテルのリキュールの中でも特に有名なお酒でもある「カンパリ」ですが、実際に何のリキュールなの?と問われると分からない人も多いようです。
カンパリとは、様々なハーブや果実を配合して作られたリキュールで、独特のほろ苦さがありリキュールだけで味わうと少し飲みにくい印象を受けることも。
ですがカクテルとして楽しむことで、苦みと美しい色合いがぐっとカクテルの世界を広がてくれる、そんなリキュールなんです。この記事では、カンパリリキュールを使用した美味しいカクテルを紹介していきます。
カンパリ・オレンジ
やはりカンパリを使用したカクテルで定番と言えば、このカンパリ・オレンジではないでしょうか。ほろ苦さと柑橘系のジュースとの相性はこれ以上ないほど抜群で、女性に絶大な人気がありますね。カシスオレンジのように甘すぎずすっきりと飲めるのが魅力です。
グレープフルーツジュースで作るカンパリ・グレープフルーツも同様に人気のカクテルで、やはりカンパリ系カクテルの中では定番と言えるでしょう。
カンパリ・ソーダ
これもまたカンパリ系のカクテルでは定番のカンパリ・ソーダですが、カンパリリキュールをソーダで割ったとてもシンプルなカクテルです。
でもシンプルだからこそ、カンパリの赤色や苦みをそのまま楽しむことが出来ますし、甘みが少ない分、食前酒・食中酒どちらでも楽しむことが出来ます。
ここにライムや砂糖、ミントなどが加わると「カンパリ・モヒート」と言うカクテルになりますが、ミントの葉とのコントラストが見た目にも美しい、爽やかなカクテルとして頂けるので夏にはオススメのカクテルです。
スプモーニ
カンパリにグレープフルーツジュース、トニックウォーターで割ったカクテルですが、かなりすっきりとした味わいが人気のカクテルです。
アルコール度数も低めで甘くないので、男性でも飲みやすいカクテルではないでしょうか。
カンパリ、グレープフルーツ共に苦みがあるので、苦みが苦手な人には向いていないカクテルかもしれません。
ネグローニ
ジンをベースにカンパリ、ベルモットを加えて作るややアルコール度数の強いカクテルです。ベルモットの甘さとカンパリの苦みが調和して、実にバランスの取れたやや辛口のカクテルです。オレンジのスライスなどを添えてもおしゃれですね。
大人の男女にぜひ飲んで頂きたいカクテルです。
アメリカーノ
カンパリとベルモットにソーダを注いで作るカクテルです。
ネグローニよりも飲みやすく、アルコール度数の低めでありながら、カンパリとベルモットが織りなす苦みと甘みの調和をしっかりと楽しめるカクテルです。
炭酸が後味をすっきりとまとめてくれるのも嬉しいですね。
ルビー・モスカート
カンパリをスパークリングワインで割ったカクテルです。
シャンパングラスの中の鮮やかな赤とシャンパンの泡が、目にも美しいカクテルです。
カンパリの苦みとフルーティで爽やかな甘みのスパークリングワインはすっきりとした甘口で、女性好みの味わいと言えるでしょう。
この苦みを楽しめる大人になろう
ほろ苦さと甘みを併せ持つリキュール「カンパリ」で作られるカクテルをいくつかご紹介しましたが、いかがでしたか。
独特の味わいのためについワンパターンの飲み方になってしまいがちなカンパリですが、意外にも相性の良いお酒は沢山あるのです。ぜひ色々な飲み方にトライしてみて下さいね。