
ワインをそのまま楽しむのもいいですが、カクテルにアレンジすることでグッと身近に飲みやすくなるのをご存知ですか。ワインには辛口、甘口、スッキリとした飲み口のものから重くしっかりとした味わいのものまで、同じワインでも様々な味わいがあるためワインを変えることで同じカクテルでも違った味になるのも楽しめるポイントではないでしょうか。ワインを使ったカクテルのバリエーションをご紹介します。
ワインクーラー
ロゼワインをベースにしたワインクーラーはオレンジジュース爽やかなさとオレンジキュラソー、グレナデンシロップのフルーティーな甘さが加わった女性向きのカクテルです。ロゼワインも軽く飲みやすいワインであるため、食事中にも飲みやすいワインカクテルです。
キール・ロワイヤル
ワインを使ったカクテルといえば、キールやキール・ロワイヤルです。スパークリングワインにクレーム・ド・カシスを加えて作るキール・ロワイヤルはそのグラスの中ではじける泡が品がある華やかさを演出するということから王家風のロワイヤルと名付けられています。
スパークリングワインを使うとキール・ロワイヤル、白ワインに変えるとキール、赤ワインにするとカーディナルと全く違ったカクテルになります。
アメリカン・レモネード
深い赤と白の美しい2層の見た目が印象的なアメリカン・レモネード。レモンジュースと砂糖をグラスで混ぜ合わせ、氷を入れたら上から静かに赤ワインを注ぎます。砂糖はガムシロップで代用することもできます。赤ワインの深みとさっぱりとしたレモンの爽やかな香りが合わさったアメリカン・レモネードは清涼飲料感覚で飲めるカクテルです。
重くて飲みづらいなと思う赤ワインがあるときはアメリカン・レモネードにすると飲みやすくなります。
シンフォニー
白ワインを使った甘く飲みやすいシンフォニーは日本生まれのカクテルです。白ワインに甘いピーチリキュールを合わせることで白ワイン独特のキレがまろやかな甘さに代わり、グッと飲みやすくなります。ピーチの甘い香りもシンフォニーの魅力のひとつです。グレナデンシロップを入れることでほんのり染まったピンク色が可愛らしいカクテルです。
ホットワイン
カクテルといえばシェイクしたりグラスでリキュールを混ぜたりする印象が強いですが、ホットワインも立派なカクテルです。赤ワインにシナモンやクローブなど好みのホールスパイスを入れて鍋で沸騰しない程度に温めます。スパイスはスターアニスやバニラなど好みのものを加えましょう。仕上げにレモンスライスを浮かべると爽やかな香りが楽しめます。
ホットにすることでからだが温まり、寒い冬に飲みたいカクテルです。甘いものが好きな方ははちみつや砂糖で甘みをプラスすると良いでしょう。お酒が弱い方は、温めるときに軽く沸騰させることでアルコールを飛ばして飲むと良いでしょう。
ミモザ
鮮やかな黄色の花、ミモザをイメージして作られたカクテル、ミモザ。スパークリングワインとオレンジジュースを合わせたシンプルなカクテルで、オレンジジュースの甘さをスパークリングワインがスッキリと引き締めた親しみやすいカクテルです。
氷を入れたタンブラーにミモザと同じくオレンジジュースとスパークリングワインを入れてステアするとバックス・フィズというカクテルになります。