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「力量が出る」と言われるカクテル、サイドカーを作ろう

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「力量が出る」と言われるカクテル、サイドカーを作ろう

誰が言ったかは定かではありませんが、サイドカーには「バーテンダーとしての力量が出る」と言われています。この手のカクテルは他にもあって、中でもマティーニはその代表格でしょう。レシピは異なりますが、マティーニとサイドカー、共通するのは「レシピが非常にシンプル」ということです。シンプルなだけに、リキュールひとつとっても美味しく仕上がる銘柄を探してみるなどといった、掘り下げる楽しみがあります。

サイドカー

サイドカーとは、バイクの側車のこと。現代において街で見かけることは稀になりました。サイドカー自体は動力を持たず、バイクに牽引されるような形になります。このサイドカーがなぜカクテルの名前の由来になったのかというと、出自には諸説ささやかれており、これという確定したストーリーがあるわけではありません。一説にはいつもサイドカーに乗ってバーに来る常連客のために作られただとか、あるいはサイドカーそのものは万が一の事故の時の死亡率が高く、そうした危険な側面を揶揄して、飲みやすいために酔いつぶれてしまいやすいこのカクテルの名前にしただとか、様々な説があります。実際のところサイドカーは、ブランデーの味わいにオレンジとレモンの爽やかな柑橘の風味がマッチしていて飲みやすいカクテルですから、どの説も説得力があります。

サイドカーのレシピ

それでは、サイドカーのレシピを紹介しましょう。サイドカーはブランデーベースのカクテルで、シェイクスタイルで仕上げていきます。シェイカーにブランデー30mL、ホワイトキュラソー15mL、レモンジュース15mLを加えたら氷で満たしてシェイクし、冷やしたグラスに注げば完成です。

材料を選ぶ

ホワイトキュラソーひとつとっても、サイドカーの味わいが大きく変わってきます。ドライな風味が売りのトリプルセックを使うか、オレンジの風味が際立つコアントローを使うか、作り手の好みが大きく出る部分の一つです。もちろん、使うブランデーによっても味わいが変わります。どの銘柄を選ぶのか、そこへのこだわりが味に出ることこそが、サイドカーには「力量が出る」と言われる所以でしょう。色々な銘柄を試してみることには、自分好みの一杯を作り上げる楽しさがあります。

オレンジをプラスしても

アレンジのひとつとして、カットオレンジをプラスする方法があります。シェイクした後、カクテルを注いだグラスにカットオレンジを添えて見た目と香りに華やかさをプラスする方法もありますし、シェイクする時にスライスオレンジを加える方法もあります。

サイドカー・スタイル

ベースリキュールに対して、ホワイトキュラソーとレモンジュースを2:1:1の割合で使ってシェイクすることを、サイドカー・スタイルを呼ぶことがあります。ベースがブランデーであればサイドカーですが、ウォッカに変えれば「バラライカ」になりますし、ジンに変えれば「ホワイトレディ」、ラムに変えれば「XYZ」になります。これらは全て「サイドカー・スタイル」のファミリーということになります。こうやって、ベースのスピリッツを揃えることで、作れるカクテルのレシピが加速度的に増えていくのも、カクテル作りの醍醐味のひとつと言えるでしょう。

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