
果実のフレッシュさと自然な甘味が溶け込んだカクテル「サングリア」。ご自宅で簡単に作れる手軽さと、余ったワインを利用出来る利便性を活かした、ビジュアル的にもおすすめなフレーバードワインです。果実の甘味が加わることでワインの酸味や渋味が落ち着き、飲みやすくなるという利点も見逃せません。
そんなサングリアのおすすめレシピをワインに合わせて3選、ご紹介いたします。
ワイン別サングリアおすすめフルーツ
サングリアの基本は「フレッシュな果実を切ってワインに漬け込む」ことです。ワインは白ワイン・赤ワイン・ロゼワインのどれでも作ることができ、フルーツ缶を使ったお手軽サングリアもあります。香りの視点からみるとフレッシュな果実がおすすめですが、ホットワインで作るなら、フルーツ缶やドライフルーツも相性の良い組み合わせです。
基本的にお好きな果実を合わせれば良いのですが、りんご・オレンジ・パイナップル・いちご・桃などはどのワインにも相性抜群なのでおすすめ。ブルーベリー・ラズベリーなどのベリー系果実は赤ワイン・ロゼワインのほうが相性が良く、グレープフルーツ・レモンなどの柑橘系果実は白ワインのほうが合いますので、参考になさってください。
赤ワインで作るサングリア
サングリアは赤ワインで作るのがスタンダード。広口の密閉できる瓶にりんご・オレンジ・パイナップル・いちごなど、お好きなフルーツを切って入れ、赤ワインを注いで冷やせばできあがりです。おすすめは甘めの赤ワイン。酸味の強い赤ワインでしたら砂糖やはちみつを加えると良いでしょう。フルーツの量は、赤ワインを入れたときにフルーツが飛び出てしまわないよう、多すぎなければ好みの量を入れて構いません。
また、ブランデーやラムを加えたり、シナモンスティックを入れると、別角度からのアルコールと香りが楽しめます。このまま飲んでもおいしいですが、アルコールに弱い方はアイスティーやファンタオレンジで割ると飲みやすくなるのでおすすめです。
白ワインで作るサングリア
白ワインで作るサングリアは、柑橘系の爽やかなフルーツがよく合います。広口の密閉できる瓶にりんご・オレンジ・レモン・キウイ・グレープフルーツなどを切って入れ、白ワイン・好みでホワイトキュラソーやコアントローを加え、冷蔵庫で冷やせばできあがりです。フルーツは基本的にキレイに洗って皮付きのまま漬けますが、キウイやグレープフルーツなど、皮が食べられないフルーツや皮が厚い物は皮をむきましょう。
また、白ワインの代わりにスパークリングワインで作ると華やかさがプラスされ、サイダーで割ると甘く爽やか。ミントを飾って爽やかにいただきましょう。
ロゼワインで作るサングリア
ロゼワインはいちごや桃・洋梨・ラズベリーなど、甘く風味の優しいフルーツが合います。広口の密閉できる瓶にフルーツを切って入れ、ロゼワインを注いで冷やせばできあがりです。
ロゼワインのサングリアは、キレイなピンク色に仕上げたいもの。もしサイダーなどで割るなら、あらかじめブルーベリーリキュールを少量混ぜておきましょう。
自由に楽しむカクテル・サングリア!
スペイン・ポルトガルで日常的に楽しまれているサングリアは、見た目が華やかなのでホームパーティーにもおすすめ。また、初めて買ったワインが好みの味ではなかったときのアレンジレシピとして、頭に入れておくと良いでしょう。
シンプルなレシピなので、季節の果実を楽しみながら、オリジナルのサングリアに挑戦してみてくださいね。