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最もシンプルなカクテル作りの基本・ビルドのコツ

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最もシンプルなカクテル作りの基本・ビルドのコツ

カクテル・4大技法のひとつ「ビルド」は、カクテルを飲むグラスに直接材料を入れ、バースプーンで混ぜ合わせて作る技術。炭酸を使うカクテルを作るときや、材料をミキシンググラスやシェーカーで冷やす必要がないカクテルを作る際、主にロンググラスで楽しむカクテルを作る際に多く用いられる技法です。

シェーカーなどの特別な道具を必要としないので、バースプーンひとつでカクテルを仕上げることができます。そんなカクテル作りの基本・ビルドで、おいしくカクテルを作る意味やコツをご紹介します。

ビルドとステア、それぞれの特徴

ビルドとステアは、ミキシンググラスで材料を混ぜるか、提供するグラスで直接混ぜるかといった違いがあります。では実際に、どのようなカクテルを作る場合、ビルドで作るのでしょうか?

混ぜる材料が少ない

ビルドで作るカクテルは、リキュールやスピリッツにジュース・炭酸水を混ぜるといった、比較的混ぜる材料が少ないカクテルに多く用いられる技法です。複数の材料でカクテルを作る場合、しっかり混ぜる必要があるので、ミキシンググラスで混ぜるステアやシェークの技法を使います。

炭酸を抜けないようにする

ビルドは提供するグラスに直接カクテルを作るので、炭酸が効いたカクテルを作るときにおすすめです。ミキシンググラスで炭酸を撹拌しグラスに注ぐと、どうしても炭酸が抜けてしまいます。

材料を冷やす必要がない

例えば氷が入っていないカクテルグラスなどに冷たいカクテルを作る場合、ミキシンググラスやシェーカーに氷を入れ、材料を冷やしながら撹拌します。ビルドで作るカクテルはロンググラスに氷を満たし、材料を注いで混ぜるだけなので、予め材料を冷やす必要がないのです。

以上の条件を踏まえるとビルドに向いたカクテルは、ジントニック・カンパリソーダ・カルーアミルク・キールといった、2つの材料を混ぜるカクテルや、リキュールを炭酸で割るカクテルになります。

作りたいカクテルに合わせて、ビルド・ステアを選択しましょう。

優しくそっと、ビルドのコツ

ビルドでおいしいカクテルを作る場合、いくつかコツがあります。

まず材料やグラスを冷やしておくこと。必須ではありませんが材料が温まっていると、氷の入ったグラスで混ぜているときに氷が解け、水っぽい仕上がりになってしまいます。

準備ができたら、コリンズグラスやタンブラーなどのロンググラスに氷を満たし、材料を注ぎます。この時に炭酸を使う場合、氷に当たると炭酸が抜けてしまいますので、できるだけ氷に当たらないように、グラスの側面に添わせるようにそっと注ぐと良いでしょう。

すべての材料をグラスに注いだら、バースプーンを立ててグラスの奥側から、グラスの側面に添わせるようにゆっくりと底まで入れます。この時スプーンの背が若干上向きになるように入れるとスムーズです。

グラスの底にバースプーンを当て、氷を優しく持ち上げるように1・2回上下させると、氷の動きで自然に上下の材料が混ざります。そしてバースプーンをグラスの側面にあてながら、時計回りに1・2回ステアしたら、バースプーンをそっと抜きます。

「混ぜる」より「動かす」感覚がビルドのコツ

ビルドでカクテルを作るコツは、混ぜすぎないこと。バースプーンで材料を混ぜるというより、バースプーンで氷や材料を動かすことで自然に混ざる感覚です。この感覚を覚えておくと混ぜすぎを防ぐことができます。

また、キールのように氷を使わないカクテルは、グラスと材料を冷やすことを忘れずに。グラスを冷やし忘れたら、グラスに氷と水を満たし、軽くステアしてグラスが冷えたら氷と水を捨てて使いましょう。

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