
みなさんは、寒い冬には温かいカクテルが飲みたいなと思ったことはありませんか?カクテルはコールドドリンクが主流ではありますが、ホットカクテルもたくさんあります。今回は、そんな寒い冬に飲みたいホットカクテルを3つご紹介します。自宅でも作ることができるので、ぜひ挑戦してみてください!
目次
「ホット・カルーア・ミルク」
ホット・カルーア・ミルクは名前の通り、カルーアミルクの温かいバージョンです。カルーアミルクはコーヒーリキュールであるカルーアを牛乳で割ったカクテルで、甘いミルクコーヒーのように飲みやすいのが特徴です。
カルーア・ミルクは冷たい牛乳を使用するのでお腹が冷えてしまいますが、ホットにするとからだ全体が温まります。まろやかな甘口で眠る前にホットココアの代わりにもなりますが、アルコール度数は8度ほどあるので飲み過ぎには注意してください。
ホット・カルーア・ミルクの材料
・カルーア 30ml
・牛乳 90ml
ホット・カルーア・ミルクの作り方
①牛乳をマグカップに入れて温める
②カルーアを入れる
③軽く混ぜる
「ホット・バタード・ラム」
ホット・バタード・ラムはラムをベースとしたホットカクテルで、イギリスでは古くから飲まれてきました。カクテルには珍しいバターが使われているのが特徴で、シンプルなレシピなのでアレンジがしやすいカクテルです。
ホット・バタード・ラムは、ラムの香りとバターのマイルドさがマッチしたカクテルです。ラムの香りはありますが全体的に質素なので、オレンジスライスを加えたり、シナモンスティックをマドラーの代わりにしたりするとポイントとなるフレーバーをプラスすることができます。
ホット・バタード・ラムの材料
・ラム 45ml
・砂糖 少々
・バター 適量
・お湯 適量
ホット・バタード・ラムの作り方
①砂糖を入れたグラスにお湯を少し注ぐ
②砂糖が溶けたらラムを入れる
③お湯を入れる
④軽く混ぜる
⑤バターを浮かべる
「アイリッシュ・コーヒー」
アイリッシュ・コーヒーはアイリッシュウイスキーをベースとしたホットカクテルで、1942年にアイルランドの飛行場で生まれました。当時アメリカとヨーロッパ間の飛行機では途中で給油することが必要とされており、アイルランドのフォンズ飛行場に立ち寄らないといけませんでした。しかし水上飛行機だったため真冬の寒い時期にも一旦降りなければならない乗客は、凍えながらボートに乗って待合室まで行ったそうです。そのフォンズ飛行場にあったパブのシェフをしていたジョセフ・シェリダン氏が、凍える乗客のために作ったのがこのアイリッシュ・コーヒーなのです。
アイリッシュ・コーヒーはアイリッシュウイスキーを使っていますが、ホットコーヒーや生クリームを使うためお酒はあまり感じません。コーヒーの苦味に加え砂糖や生クリームの甘味があるので、徐々に味が変化して飲み飽きることがないのがポイントです。またマドラーやスプーンがついていることが多いので浮いた生クリームを混ぜてしまいがちですが、冷たい生クリームを口の中に含ませて熱いアイリッシュ・コーヒーで流し込むのが正しい飲み方です。生クリームを混ぜてしまうとコーヒーの温度が下がってしまうので、アイリッシュ・コーヒーを飲む際にはそのまま飲むようにしてみてください。
アイリッシュ・コーヒーの材料
・アイリッシュウイスキー 30ml
・ホットコーヒー 適量
・砂糖 適量
・生クリーム 適量
アイリッシュ・コーヒーの作り方
①グラスにホットコーヒーと砂糖を入れる
②砂糖が溶けたらウイスキーを入れる
③軽く混ぜる
④生クリームをフロートさせる