カクテルにはショートとロングの2種類あります。特にロングカクテルは、作り方のスタイルが多くあり奥深いカクテルです。
そんなロングカクテルの主なスタイルと代表カクテルを紹介します。知っていると、自慢になるかもしれませんよ。
目次
エッグノッグ
お酒に卵・砂糖・牛乳を入れて作るスタイル。ブランデーを使用することが多く、ホットで飲まれることも。アメリカ南部ではクリスマスドリンクとして親しまれています。
代表カクテル:ブランデー・エッグノッグ
クーラー
スピリッツにレモンやライムなどの柑橘系ジュースを加え、炭酸で割ったスタイル。クーラーとは、「冷たく爽やかな飲み物」という意味を持ちます。
代表カクテル:ボストン・クーラー
コリンズ
スピリッツにレモンジュースと砂糖(もしくはシュガーシロップ)と炭酸を加えたもの。フィズと似ていますが、こちらの方が使用するグラスが大きく量も多いのが特徴です。
代表カクテル:トム・コリンズ
サワー
スピリッツに酸味と甘味を加えて作るスタイルで、「酸っぱい」という意味を持ちます。アメリカではソーダ水を使わないのが基本ですが、他の国では使用する場合も。
代表カクテル:ブランデー・サワー
ジュレップ
ミントの葉と砂糖を使用したスタイルで、氷をたくさん使用するのも特徴です。爽やかな口当たりを楽しめます。
代表カクテル:ミント・ジュレップ
スリング
スピリッツにレモンジュースと砂糖を加え、水やソーダで割ったものです。お湯を使用すればホットカクテルになります。
代表カクテル:シンガポール・スリング
トデー
トディーとも呼ばれており、スピリッツに砂糖を加えて水やお湯で割ったスタイルのこと。お湯にすると「ホット・トデー」というホットカクテルになります。
代表カクテル:ウィスキー・トデー
ハイボール
ウイスキーをソーダ水で割ったスタイルが有名。元々のスタイルは、スピリッツやリキュールをソフトドリンクで割ることを指します。ベースには様々なお酒が使用されます。
代表カクテル:ウイスキー・ハイボール
フィズ
スピリッツやリキュールにレモンジュースと砂糖を加え、炭酸で割ったスタイル。コリンズと似ていますが、こちらの方が甘さ控えめ。ジンがベースになることが多いです。
代表カクテル:ピーチ・フィズ
ミスト
クラッシュドアイスをロックグラスを入れて作るスタイル。クラッシュドアイスとは細かく砕いた氷のことで、砕氷とも表記されることもあります。名前の由来は、グラスの表面がミスト状になることから。
代表カクテル:エメラルド・ミスト
フラッペ
材料と氷をシェークして作るスタイルと、氷を敷き詰めたグラスに直接リキュールを注いで作るスタイルの2パターンがあります。氷は細かいクラッシュドアイスを使用。フラッペはフランス語で「氷で冷やされた」という意味です。
代表カクテル:ミント・フラッペ
フローズン
材料とクラッシュドアイスをミキサーにかけて、シャーベット状にしたスタイル。氷の量を調整することで、仕上がりの固さが変わります。
代表カクテル:フローズン・ダイキリ
リッキー
スピリッツにライムジュースを加え、炭酸で割ったスタイル。コリンズやフィズとの違いは、砂糖のような糖類が入っていないこと。ライムを潰しながら飲むために、マドラーが添えられている場合もあります。
代表カクテル:ジン・リッキー
カクテルは奥が深くて面白い!
ロングカクテルには様々なスタイルがあります。
主だったスタイルを紹介しましたが、まだまだ種類豊富です。知っていればカクテルのバリエーションも増えますし、「カクテル通」と思われるかもしれませんよ。