せっかくのバーなのにお酒の味が嫌いだからと、いつもカシスオレンジやウーロンハイを頼んでいる人はいませんか?カクテルはアルコール度数が強いマティーニをはじめ、あっさりとしたジントニックやトロピカルなピニャコラーダなど様々なテイストのものがありますが、甘くて飲みやすいカクテルもまた多くあります。
今回は、そんなお酒の味が苦手だという人のためのおしゃれな甘いカクテルを3つご紹介します。普段同じカクテルになってしまいがちな人は、ぜひ次回飲んでみてください。
目次
紅茶のカクテル『ダージリンクーラー』
ダージリンクーラーは’ダージリン’と名前にも入っているように、紅茶リキュールを使用したロングカクテルです。紅茶リキュールと言えばティフィンが有名ですが、ティフィンは紅茶好きの人が20年もの歳月を費やして開発した、お酒が苦手な人にも飲みやすい本物の紅茶のようなリキュールです。
ダージリンクーラーは紅茶リキュールに加え、フランボワーズリキュールやレモンジュースを使用しているので、甘いだけでなく酸味も含まれています。紅茶のような色味に紅茶の香り、紅茶の味と後味として鼻から抜ける酸味が、とてもカクテルとは思えないような紅茶カクテルに仕上がっています。
ダージリンクーラーの材料
・紅茶リキュール 30ml
・フランボワーズリキュール 20ml
・レモンジュース 10ml
・ジンジャーエール 適量
・お好みでレモンスライス
ダージリンクーラーの作り方
①シェイカーでジンジャーエール以外の材料を混ぜる
②コリンズグラスに注ぐ
③氷を入れて、ジンジャーエールを注ぐ
④お好みでレモンスライスを入れる
甘酸っぱいカクテル『オーガスタセブン』
オーガスタセブンは大阪のバー『オーガスタ』で生まれたカクテルで、7番目のオリジナルカクテルということからこの名が付けられました。オーガスタセブンはバーの漫画として有名な『レモン・ハート』の15巻にも載っており、オリジナルカクテルですが全国的に有名なカクテルになりました。
オーガスタセブンのベースはパッションフルーツから作られたパッソアリキュールで、可愛いピンク色にトロピカルで酸味のある味が特徴です。アルコール度数は6度ほどなので、お酒の味が苦手な人に加え、お酒が苦手な人にもおすすめできるカクテルです。
オーガスタセブンの材料
・パッソア 45ml
・パイナップルジュース 100ml
・レモンジュース 10ml
オーガスタセブンの作り方
①シェイカーに全ての材料を入れて混ぜる
②クラッシュドアイスを入れたグラスに注ぐ
③軽く混ぜて、ストレートを添える
チョコのカクテル『アレクサンダー』
アレクサンダーは1900年代前半に生み出されたとされるショートカクテルで、チョコレートケーキを連想させる香りと味が女性からの人気を集めます。もともとアレクサンダーはアメリカで広がったカクテルでジンベースのもでしたが、日本で飲まれているアレクサンダーはブランデーベースのものがほとんどです。
アレクサンダーは生クリームやクレーム・ド・カカオを使用しているため甘くまろやかですが、飲みやすい割にはアルコール度数が20度以上と高いため飲みすぎには注意が必要です。色はブラウンがかったホワイトなので、バレンタインデーやホワイトデーのデートの時に飲むのもおすすめです。
アレクサンダーの材料
・ブランデー 1/2
・生クリーム 1/4
・クレーム・ド・カカオ 1/4
アレクサンダーの作り方
①シェイカーに全ての材料を入れる
②よく混ぜる
③カクテルグラスに注ぐ