はちみつは「天然の美容液」と呼ばれるほど美容効果があり、豊富なビタミン・ミネラルを含むことから健康的なイメージのある甘味料です。そして独特の風味は、決してガムシロップなどの他の甘味料には出せない奥深さがあります。
はちみつをカクテルの甘味に利用することで多角的な風味がプラスされ、ひと味もふた味も違ったカクテルを作ることができます。そんなはちみつを使ったカクテルをご紹介します。
目次
大人のはちみつレモンカクテル【タヒチアン・ハニービー】
- ホワイトラム45ml・レモンジュース15ml・はちみつ5mlをシェイカーに入れます。
- よくシェイクしたらカクテルグラスに注ぎ、できあがり。
はちみつの豊かなコクとホワイトラムの甘い香りに、レモンジュースがすっきりとしたテイストに仕上げてくれるカクテルです。レモネードのように口当たりが良く、はちみつの優しい甘味が心地よいので、ドライなカクテルが続いた後におすすめ。
しかし、意外とアルコール度数は高めなので飲みすぎには注意しましょう。
卵とはちみつの幸せカクテル【エッグ・ノッグ】
- ブランデー30ml・ゴールドラム15ml・卵黄1個・はちみつ5mlをシェーカーに入れます。
- よくシェイクしたら氷の入ったタンブラーに注ぎ、牛乳で満たします。軽くステアし、ナツメグを振りかけたらできあがり。
シェイカーでよく空気を含んだ卵黄とはちみつが、ふんわりミルキー。そのなめらかで濃厚な味わいは、北アメリカではクリスマスや年末年始には欠かせないカクテルです。
牛乳を使わず卵黄と生クリームを白っぽくなるまで泡立て、カクテルグラスに注ぐレシピや、ナツメグの代わりにシナモンを用いたレシピ、ブランデーの代わりにラムやワインを使ったりホットで提供したり、たくさんのレシピが存在します。
いずれもクリーミーで優しいカクテルは、幸せな気分で酔わせてくれます。
コクと爽やかさのミントカクテル【はちみつミント・ジュレップ】
- ロックグラスにミントの葉を5枚入れ、クラッシュアイスを満たします。
- シェイカーにミントの葉5枚・はちみつ10mlを入れて潰し、バーボン60mlを入れ、シェイクします。
- ストレーナーを使ってロックグラスに注ぎ、トップにミントの葉を飾ってできあがり。
通常ミント・ジュレップはガムシロップでつくることが多いのですが、はちみつを使うことで、ドライなバーボンと爽やかなミントにコクのある甘さが加わります。
ミント・ジュレップはアメリカ生まれの歴史あるカクテルで、夜というより休日の昼下がりに紳士淑女の間で楽しまれていたそうです。確かにこの爽やかさは、明るい時間が良く似合います。休日の午後や夏の夕暮れ時に、ぜひおすすめしたいカクテルです。
はちみつ独特の風味をカクテルに
カクテルにはちみつを用いる時のコツは「よく混ぜること」。特に冷たいカクテルを作るときは、しっかり混ぜ合わせることができるシェイカーを使うことをおすすめします。シェイクを使うことではちみつの風味が全体に広がり、優しくまろやかに仕上げることができるのです。
そんなはちみつの香るカクテルは、甘くてヘルシーなイメージ。女性にもおすすめのカクテルです。またはちみつは、原料となる花の種類や加工されたフレーバーハニーなど、たくさんの種類があります。はちみつの風味に合わせて、アレンジレシピを考えるのも楽しいですね。