女性に人気のカクテル「アレキサンダー」は、1863年に行われたイギリス皇太子・エドワード7世とデンマークのアレクサンドラ王女の結婚式に献上されたカクテルです。
チョコレートのように甘くなめらかなカクテルは、結婚式にピッタリ。アレクサンドラ王女にちなんで“アレクサンドラ”と名付けられ、フランスでは今でも昔と変わらず呼ばれています。
しかし世界中に広まっていく中で、いつの間にか男性名の“アレクサンダー”という名で広まってしまったそうです。そして日本ではAlexanderをカタカナ読みで“アレキサンダー”と呼ばれるようになりました。
そんなアレキサンダーのレシピとアレンジのアイデアをご紹介します。
目次
スタンダードなアレキサンダーレシピ
- シェイカーにブランデー30ml・クレーム・ド・カカオ15ml・生クリーム15mlを入れます。
- 氷適量を入れてシェイクします。
- カクテルグラスに注ぎ、ナツメグをふってできあがり
ブランデーの甘く芳ばしい香りとカカオの重厚感を、生クリームのまろやかさがしっとりとまとめてくれます。ともすると甘いだけのカクテルになりがちですが、カカオの深い味わいと最後にふったナツメグが、全体を引き締めています。
シルキーでなめらかな口当たりの良いカクテルですが、アルコール度数は高め。食後のデザートカクテルにおすすめです。
始まりのアレキサンダー カクテルレシピ
- シェイカーにジン30ml・クレーム・ド・カカオ15ml・生クリーム15mlを入れます。
- 氷適量を入れてシェイクします。
- カクテルグラスに注ぎ、ナツメグをふってできあがり
もともとアレキサンダーは、ジンベースのカクテルだったといわれています。ブランデーがジンに変わることで、甘くまろやかな味わいの中に微かにスパイシーな香りがブレンドされるので、アレキサンダーでは甘すぎると感じる方におすすめです。
また、このカクテルは“プリンセス・メアリー”とも呼ばれています。
白い淑女のカクテル ホワイト・アレキサンダー
- シェイカーにブランデー30ml・クレーム・ド・カカオ ホワイト15ml・生クリーム15mlを入れます。
- 氷適量を入れてシェイクします。
- カクテルグラスに注ぎ、できあがり
アレキサンダーに使われるクレーム・ド・カカオには2種類あり、一般的にクレーム・ド・カカオといえば“クレーム・ド・カカオ ブラウン”という、ダークチョコレートのような濃厚さが感じられるリキュールをさします。そして、ホワイト・アレキサンダーで使われるのは、もうひとつの“クレーム・ド・カカオ ホワイト”のほうです。
ホワイト・アレキサンダーは乳白色が美しく、ミルキーでリッチなカカオの味わいが楽しめるカクテル。ほのかなバニラやアプリコットの香りが、しっとりチョコレートケーキのようなアレキサンダーをポップに軽やかに、まるでミルクチョコレートのような味わいに仕上げてくれています。
アレンジ豊富なカクテル・アレキサンダー
アレキサンダーはベースやリキュールを変えたアレンジレシピが多く、例えばブランデーをウォッカに変えると「バーバラ」というカクテルに、またホワイト・ラムに変えると「パナマ」、そしてパナマのクレーム・ド・カカオをコーヒーリキュールのクレーム・ド・モカに変えれば「クレオパトラ」というカクテルになります。
ブランデーよりウォッカやホワイト・ラムのほうがクセがないので、より飲みやすくしたい方は試してみてくださいね。