カクテルは、ワインやリキュール、ウイスキーなどのお酒とジュースやそのほかの材料を使って楽しむものです。飲む場所や雰囲気、時間や気分によって様々なカクテルを飲み分けるなど、楽しみ方はたくさんあります。カクテルの種類を紹介します。
目次
カクテルの分類
カクテルの種類はベースに使うお酒の種類や飲み方、温度などによって様々な分類に分けられています。
それぞれのカクテルの分類についてご紹介します。
カクテルを飲む時間で分類する方法
カクテルは、短時間で飲むか、ゆっくり時間をかけて飲むかでも種類が分けられています。
カクテルのショートドリンクとは
ショートドリンクとは、短時間で飲むカクテルのことを指します。氷で冷やし、カクテルグラスなどの脚付きのグラスで楽しみます。アルコール度数が高いカクテルが主です。量も少なめです。
カクテルのロングドリンクとは
時間をかけて飲むカクテルのことを指します。タンブラーやコリンズグラス、ゴブレットなどで提供されます。グラスに氷をたくさん詰めて長時間でもぬるくならないようにしたり、温かい状態で楽しむものもあります。
カクテルの温度で分類する方法
ロングカクテルはさらに冷たいもの、暖かいものなど、温度によっても分類されます。
カクテルのコールドドリンク
6℃~12℃くらいで楽しむカクテルのことを指します。夏場などに楽しむ冷たいカクテルです。
カクテルのホットドリンクとは
温かい状態で提供されるカクテルのことです。主に冬場に楽しむカクテルのため、ウィンターカクテルなどとも呼ばれます。62℃~67℃くらいの温度です。
TPOで分類するカクテルの種類
温度や飲む時間以外にも、h飲む時間や飲む場所、目的によって分類されます。
食前酒
食事の前に飲むカクテルのことを指します。食事の味を妨げないように、甘味の少ないさっぱりしたカクテルです。食べる前に胃を刺激し、食欲を高める目的で飲まれます。
食後酒
食事の後に楽しむ、甘味のある濃厚なカクテルです。食後の口直しや消化を助ける目的で飲まれます。
オールデイカクテル
食前や食後などの時間に関係なく飲まれるカクテルです。いつ飲んでもいいカクテルを指します。
さらに細かくTPOで分類するカクテルの種類
食前、食後、その他いつでもと言う時間での分け方以外にも、さらに細かく分類されます。
ナイトキャップ
就寝前に飲むカクテルのことを指します。ナイトキャップと言う言葉はもともと寝る前に飲むお酒を指すので、カクテルに限定する場合はナイトキャップカクテルと呼ぶこともあります。ブランデーをベースとしたカクテルや、卵を使った濃厚な味わいのカクテルが合います。
シャンパンカクテル
お祝いの場で飲まれる、シャンパンベースのカクテルを指します。結婚披露宴などで登場します。
サパーカクテル
夜の遅い時間に飲むカクテルのことを言います。アルコール度数が高く、辛口のものです。別名でビフォー・ミッドナイト・カクテルなどとも呼ばれます。
クラブカクテル
ディナーの席で食事と一緒に楽しむカクテルのことを指します。料理の味を引き立てる役割を担います。