バーで飲むカクテルと言えば、カクテルグラスで提供されるショートカクテルが真っ先に思い付くのではないでしょうか。スマートに注文できれば、さらにカッコイイですよね。
そんな男性必見のショートカクテルを紹介しますので、是非デートの参考にしてください。
目次
マティーニ
ジンとベルモットから作られるカクテルで、「カクテルの王様」とも呼ばれています。
ベルモットとは、白ワインにニガヨモギなどの香料やスパイスを加えたフレーバーワインのこと。甘口のスイートと辛口のドライに分かれており、マティーニではドライ・ベルモットが使われています。スイート・ベルモットにすると、マティーニの原型と言われる「ジン・アンド・イット」になります。
マティーニは非常にシンプルなので、「バーテンダーの腕が試される」とも言われているカクテルです。
マンハッタン
ウイスキーにスイート・ベルモットとアンゴスチュラビターズを加えて作られます。砂糖漬けのチェリーが入っているのも特徴です。「カクテルの女王」とも呼ばれており、マティーニと並び称されるほど有名なカクテル。
「チェリーを食べるのはマナー違反?」と思う方もいるかもしれませんが、食べても問題ありません。食べるタイミングにも決まりはありませんので、自分の食べたいタイミングで大丈夫ですよ。
ベルモットをドライ、チェリーをオリーブに変えると「ドライ・マンハッタン」になります。
ギムレット
ジンをライムジュースで割ったシンプルな辛口カクテル。レイモンド・チャンドラーの小説「長いお別れ」に登場し、「ギムレットには早すぎる」という名セリフで一躍有名になりました。ライムジュースでなく、ライム果汁を使用するレシピもあります。
同じ材料で作られる「ジン・ライム」と何が違うのかと、疑問に思う方もいるかもしれませんね。これは作り方に違いがあり、ギムレットはシェークして作りますが、ジン・ライムは氷を入れたグラスに材料を注いで作ります。シェークをするかしないかで、カクテルの名前が変わってしまうんです。
ジンをウォッカに変えると「スレッジハンマー」になります。
XYZ
ラムにホワイトキュラソーとレモンジュースを加えて作られるカクテル。一般的なレシピでの割合は2:1:1となっています。
XYZはアルファベットのラスト3文字ということから、「これ以上のものはない、最高のカクテル」という意味が込められていると言われています。
ラムをジンに変えると「ホワイト・レディ」、ウォッカなら「バラライカ」、テキーラなら「マルガリータ」とアレンジも豊富。
アレキサンダー
ブランデーにクレーム・ド・カカオと生クリームを加え、仕上げにナツメグを振りかけて作られるカクテル。クレーム・ド・カカオはチョコレートリキュールで、その名の通りチョコレートのような味わいが特徴。フランスでは女性名の「アレクサンドラ」の名称で親しまれています。
ベースをウォッカに変えると「バーバラ」、ラムにすると「パナマ」になります。
ミルキーな口当たりで飲みやすいですが、ブランデーベースなのでアルコール度数は高めになっています。飲み過ぎには気をつけてくださいね。
BARで大人なショートカクテルを…
バーで頼むとカッコいいショートカクテルを紹介してきましたが、いかがでしたか?
デートでスマートに注文できれば、彼女の株もアップするかもしれません。ただし、調子に乗ってウンチクを語ると途端にカッコ悪くなるので、そこだけは注意してくださいね。