カクテルは様々な風景をイメージさせますが、中でも青いカクテルで思い出されるのは目の前に無限に広がる海ではないでしょうか。どこまでも深く広いその海は見ているだけで時間を忘れて癒されます。海と言っても穏やかな海、荒れた荒々しい海、高台から眺める海などその様子は様々です。ビーチで波を眺めながら飲むのもよし、海に行く時間がない方は青い海をイメージさせるカクテルで癒されてもよいでしょう。
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ブルー・ハワイ
広い空、どこまでも広がる青い海といえばハワイですね。ハワイの海をイメージして作られたブルー・ハワイはブルーキュラソーの鮮やかな青とパイナップルの濃厚な甘さが飲み口からも南国の海をイメージさせてくれるカクテルです。フレッシュのパイナップルやハワイを代表する花、プルメリアを飾ればまるでハワイのビーチにいるような気分になれます。
チャイナ・ブルー
チャイナ・ブルーはもともと陶磁器の色合いを表したことからこの名前が付いたと言われていますが、その見た目は白い砂浜に波が寄せては引いていく様子を眺めているようです。ライチとグレープフルーツという南国を代表する相性のいいフルーツの組み合わせに、美しいブルー色が目を引くカクテルです。
コルコバード
ビーチサイドから眺める海も素敵ですが、こちらのコルコバードはブラジルのリオデジャネイロ近郊にある山のコルコバードの丘から見下ろした海をイメージして作られたカクテルです。モルトウイスキーをもとに作られたリキュールをベースに、ウォッカとブルーキュラソーを合わせ、ソーダで割って作ります。ソーダが入ることでスッキリとした飲み口が夏にもぴったりです。
仕上げに浮かべたカットライムが青い海に浮かぶサーフボードにも見える、深い青が美しいカクテルです。
青い珊瑚礁
美しい海にだけ存在する珊瑚礁をイメージしたカクテル、青い珊瑚礁はジンベースのショートカクテルです。ミントリキュールを使うことでブルーというよりは碧い海のイメージでしょうか。仕上げに沈める赤いマラスキーノチェリーが海に浮かぶ島や珊瑚を表していると言われています。
グラスにカクテルを注ぐ前に淵をカットレモンで濡らすことでグラスに口を付けた時にほんのりした清涼感が楽しめるカクテルです。
ブルー・ラグーン
湾や湖を意味するラグーンは青く雄大な海を眺める湾をイメージして作られたカクテルです。ウォッカにレモンジュースを入れて爽やかさを演出し、ブルーキュラソーの透き通る青が海をイメージさせます。クラッシュアイスとともにグラスに注がれたカクテルがキラキラと光った水面を眺めているように癒される一杯です。
ガルフ・ストリーム
メキシコ湾流の名前が付いたガルフ・ストリームは、カリブ海の青い海をイメージして作られたカクテルです。ウォッカベースですがグレープフルーツジュース、パイナップルジュース、ピーチジュースなど数種類のフルーツが入ることで意外にも甘く飲みやすいカクテルです。
その青はほんのりとパステルカラーで南国をイメージさせます。仕上げにグラスに飾られたレモンは穏やかな海に浮かぶヨットをイメージしています。フルーティーな味わいが魅力のカクテルです。