カクテルは甘い物しかないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は辛党にもオススメな甘くないスパイシーなカクテルもたくさんあります。普段はビールやウイスキーしか飲まない方や、これからカクテルに挑戦したいけど甘いのはちょっとという方も満足できるような4つのレシピをご紹介します。
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味は名前と見た目に反してビター「ピンクジン」
ドライジンとアンゴスチュラビターズだけで作られたこのカクテルは、元々薬として使われていたビターズを飲みやすくしたものと言われるほど少し苦みのあるカクテルです。それもそのはず、ジンと割っただけなのでかなりの度数とキレのよい喉越しがあり、シンプルかつ飲みごたえのあるカクテルとなっています。同じレシピでもステアやシェイクをせず、グラスの中で混ぜ合わせるだけのビルドで作る方法を用いると、ジンアンドビターズという名称になるように、非常にビターな飲み口のカクテルです。
甘すぎず苦すぎないカクテル「ホワイトレディ」
ジンとホワイトキュラソー、そしてレモンジュースをシェイクして作ったホワイトレディはカクテルの中でもシンプルで甘くない部類に分けられるショートドリンクです。レモンジュースの柑橘味が爽やかな口当たりにしてくれるので甘い物が苦手な方はもちろん、スパイシーさも抑えてあり誰でも楽しめるカクテルと言えるでしょう。ジンをブランデーにすればサイドカー、ラムにすればXYZ、ウォッカでバラライカ、ウイスキーでウイスキーサイドカーと、レシピのアレンジも豊富にあるので挑戦しやすいカクテルとも言えます。
南国風味でも辛口な「ホノルル」
ジンにパイン・オレンジ・レモンジュースを使って、ガムシロップとアンゴスチュラビターを少し知れるだけでハワイ感のある見た目も綺麗な辛口カクテルの出来上がりです。各種ジュースを使っているので甘く感じる方もいるかもしれませんが、実際はテイストだけなので味は飲みごたえのある辛口に仕上がります。お好きなジュースを加えれば自分だけのホノルルが楽しめるので、アレンジの幅も広く、甘さを抑えて飲みたいカクテルの中でもオススメしやすい一品です
リゾート地の名前をしたラムベースの「マイアミ」
ホワイトラムとホワイトペパーミント、レモンジュースを使ったこのカクテルはフルーティーさとラム酒の力強さが特徴的な、辛口のカクテルです。ミントとレモンを使っているので清涼感のある飲み口が、ただ辛いだけのイメージをしっかり抑えてスッキリとしたのど越しにしてくれているので、飲みやすさも抜群です。同じようなレシピでミントをホワイトキュラソーに変えれば「マイアミビーチ」という名称になるなど、ちょっとややこしいレシピでもありますが、どちらも甘くないカクテルとして有名です。
甘くないカクテルは度数も強めが多い
甘いカクテルと比べて、甘くないカクテルはベースがジンやラムなど強めのお酒を使っているので、飲みやすくしている分、どんどん飲んでしまうと酔いも回りやすいのがネック。お酒のスパイシーさをゆっくりと味わいながら、ペースを崩さずに飲むことが大事ですね。飲み終わった後の余韻は他のカクテルと比べてもまた一味違いますよ。