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眠れない夜はナイトキャップカクテル

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眠れない夜はナイトキャップカクテル

皆さんは「寝酒」を飲んだことはありますか。日本人成人の20%が慢性的な不眠を抱えていると言われています。人間の身体では、普段の緊張やアクティブに活動しているときに働く交感神経と、筋肉がリラックスしている場合や心が落ち着いた時に働く副交換神経のバランスが入眠に影響するといわれています。日頃の不安やイライラなどで交感神経が活発であると不眠に陥りやすい状態といえるでしょう。

アルコールには神経の緊張を緩和する作用があります。そのため入眠には一定の効果があるといえますが、摂取量が増えすぎると浅い眠りが続き身体が休まらないという結果を引き起こしてしまいます。また、過度に寝酒に頼るとアルコールに対する耐性がついてしまい飲酒量が増え身体によくありません。

したがって、今回紹介するカクテルは度数の高いアルコールをむやみに摂取するのではなく、リラックス効果を高め、心の不安を和らげるカクテルを紹介していきたいと思います。

目次

ナイトキャップ

英語圏で「寝酒」のことを「ナイトキャップ」と呼びます。カクテルの分類のうち寝酒として相応しいとされているカクテルを「ナイトキャップカクテル」として分類されます。その中でも「ナイトキャップ」はその名の通り寝酒に相応しいカクテルです。ブランデー、キュラソー、アニゼットに卵黄を加えてシェークします。卵黄は粘度が高いためここではハードシェークすることが必要です。最後にナツメグを少量振りかけて完成です。また、ホットカクテルとして作る場合は、氷を使わずにシェークし、適量の熱湯を使います。ホットカクテルは身体を温めることで血流を良くしてくれるためオススメです。

ホットウイスキーカウ

ホットミルクは昔から寝る前に親しまれてきました。ホットウイスキーカウはウイスキーに温めたミルク、牛乳、砂糖を注いでステアし、クローブやシナモンを加えます。ホットミルクを飲むことで指先などの体温を上げた後、深部体温を放熱することで入眠作用を高めてくれます。また、ホットウイスキーカウは適度な甘さとシナモンが含まれているため、飲むとリラクゼーション効果が期待できます。

カシスハーブティー

ハーブティーは不眠に度々推奨されることの多い飲み物です。緑茶やコーヒーなどカフェインなどが含まれるものは交感神経に働きかけるためあまりよくありません。しかし、ハーブティーにはカフェインが含まれていないためこの効果を無視することができます。またアロマテラピーなどでも使用されるようにその香りは副交換神経に作用し身体の緊張を解いてくれます。カシスハーブティーではカシスリキュールにハーブティーを加えるだけで比較的容易に作ることのできるカクテルです。カシスリキュールでなくてもベリー系のリキュールや果実系のリキュールで代用することが可能です。

これはNG

先程カフェインは交感神経に作用すると書きましたが、そのためコーヒーリキュールや紅茶リキュールを飲むのはよくありません。また、ジンや過度のビールは利尿作用が増すため寝酒には向いていないでしょう。不眠の一番の原因となりやすいストレスに対してもストレスの改善の見られない無茶飲みなども不眠はおろかアルコール依存を引き起こす可能性があるため注意が必要です。また、睡眠導入剤を使用している場合はナイトキャップカクテルを飲むことはやめたほうがよいでしょう。

リラックス、正しい生活を

栄養バランスと適度な運動、そして十分な睡眠をきちんととることが現代社会は難しくなっているのが現状です。ナイトキャップカクテルはそんなあなたの日々の一助になってくれることでしょう。ですがくれぐれも飲み過ぎには注意してください。

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