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カクテル作りの難関?シェイクが難しいと感じる人のための2つの基本

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カクテル作りの難関?シェイクが難しいと感じる人のための2つの基本

シェイカーを振る動作は、バーテンダーの花形。カクテルは味と見た目も重要ですが、出来上がるまでに見せてもらえるパフォーマンスも欠かせない要素です。「あんな風にかっこよく振りたい!」と思っても、なかなか簡単にはいかないのがシェイクの難しいところ。スリーピースシェイカーでのシェイクがうまくできないと感じている人のために、スマートにシェイクするためのコツを紹介します。

目次

シェイクの基本を押さえよう

正しい持ち方

シェイカーは正しい持ち方で持ちましょう。そうでないと振りにくさを感じるばかりか、シェイクの最中に部品がバラバラになってしまって、中身をこぼしてしまう危険性だってあります。組み立てた状態のシェイカーに、まずはトップに親指、ストレーナーの肩に人差し指をかけるようにして、残りの指をそっとボディに添えます。この時、小指を使ってボディを裏側から支えるようにすると安定が増します。この状態でシェイカー全体を持ち上げ、次は左手を添えていきます。薬指と小指の先をボディの底にあてがい、親指をストレーナーの肩にかけ、残った指をボディに軽く添えましょう。

大切なのは「スナップ」

正しい持ち方でシェイカーを持ったら、あとはいよいよシェイク。この時、シェイカー全体を腕で突き出すようにシェイクすると上手くいきませんし、非常に疲れます。シェイクの時にキーになるのは腕ではなくて手首。手首のスナップをきかせてシェイクできればスマートですし、疲れにくく、また効率よく材料をかき混ぜて冷やすことができます。シェイカーを「動かす」のではなくて、手首を中心にして「振る」意識で行ってみましょう。

手首を使ったシェイクをマスターしよう

シェイカーを振っている動作というと、2段振りをイメージする方が多いです。2段振りというのは、体の正面~やや上と、斜め下方向の2方向にシェイカーを振り分ける振り方です。ですが、まず基本を押さえるという意味では、いきなり2段振りにチャレンジするのはおすすめしません。きちんと手首を使ったシェイクをマスターして土台を作ってから2段振りにチャレンジしないと、いつの間にか「手首の使えていない2段振り」をマスターしてしまっているかもしれません。まずは1段振り、つまりシェイカーを複数の方向に振り分けない、1方向にだけ振る方法で、手首を使ったシェイクをマスターしましょう。

練習法

用意するのは500mLのペットボトルです。3分の1~2分の1くらいまで水を入れて、こぼれないようしっかりとキャップをしめます。シェイカーを持つ時と同じ要領でペットボトルを持ち、胸の高さに構えます。そして、手首のスナップを意識してシェイクしてみましょう。腕はリラックスして無駄な力は入れなくて大丈夫です。腕を使って、シェイカーを大きく振り回そうとする必要はありません。この時、手首をしっかりと使ってシェイクできていれば、より水と空気が混ざり合い、小さな泡が大量に発生します。そのため、ペットボトルを振る「バシャバシャ」という音に交じって、小さな泡が鳴らす「シュワシュワ」という音がずっと鳴り続けています。手首がうまく使えていないと、シュワシュワという音は途切れ途切れにしか鳴りません。ペットボトルを使ったシェイクが上手くできるようになったら、シェイカーに氷と水を入れて練習してみましょう。また、2段振りをマスターするなら、水入りペットボトルで1段振りと同じような音が出せるように練習しましょう。2段振りをする時も重要なのは手首のスナップで、上下の振り分けもほぼ手首だけで行うように意識するとうまくいきやすいです。

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