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カクテルベースの定番、カシスリキュールには嬉しい2つの成分が!

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カクテルベースの定番、カシスリキュールには嬉しい2つの成分が!

ベースリキュールとしてポピュラーなカシスですが、実は美容にも嬉しい効果がたくさんあることが知られています。酒は百薬の長、なんて言葉もありますが、酒でもあり、健康にうれしい成分が含まれるカシスリキュールはもしかするとすごい飲み物なのかもしれません。そんなカシスの秘密を紹介しようと思います。

目次

カシスリキュールとは

カシスリキュールは、カシス(クロスグリ)の実を使ったリキュールです。収穫した新鮮なカシスの実をスピリッツの中で熟成させて作っていますが、現在は先に果汁を搾ってスピリッツに混ぜ、その後熟成の工程を経る方法が主流となっています。カシスそのものの甘みはさほど強くないため、砂糖で甘みを加えて製品化しています。中でも1L中に250g以上の糖分が含まれ、一定以上のアルコール度数があるものを「クレーム・ド・カシス」と呼んでいます。商品名がクレーム・ド・カシスとなっているものは、甘みの強いカシスリキュールである、と言えます。

カシスの美容効果

そんなカシスには美容や健康にうれしい様々な成分が含まれています。中でも特徴的なのがビタミンCとアントシアニンの2つです。アントシアニンはベリー系の果実に含まれることが多い紫色の色素です。そう、カシスリキュールのあの色も、アントシアニンの色なんです。

ビタミンC

ビタミンCは言わずと知れた抗酸化物質です。ストレスや老化で発生する活性酸素は細胞を傷つけたり、組織を老化させる原因になると言われています。しかし抗酸化物質は、活性酸素から組織や細胞を保護する働きがあると言われています。カシスリキュール作りは鮮度が命と言われていて、収穫後24時間以内のカシスの実を使うのがスタンダードと言われていますが、ビタミンCはそこに大きく関与しています。というのも、ビタミンCは酸素と接触することで酸化してしまうためです。なるべく劣化を抑えて、酸化が進んでしまう前にカシスリキュール作りに使われています。

アントシアニン

アントシアニンもビタミンCと同じく、抗酸化物質として知られています。抗酸化物質としての活性は認められているものの他に、世間では「目に良い」だとか「動脈硬化を抑える」といった効果が期待できるのではないかと言われています。しかし、こうしたカシスのさらなる有効性については科学的な検査はまだで、解明が待たれるところです。

カシスリキュールの取り扱い

このように、カシスには複数の抗酸化物質が含まれています。しかし、カシスリキュールの製造の時にも鮮度が重視されるように、カシスリキュールも鮮度が命で、裏を返せば劣化しやすいという一面があります。そのため、カシスリキュールを保存する時には、酸化による劣化を抑えるよう気を付ける必要があります。酸化は温度が高いほど起こりやすいため、保存は冷蔵庫の中にしましょう。また、栓をきつくしめて空気の出入りを最低限に抑えることで、さらに鮮度を保つことができます。実際、酸化が進んでしまうとカシスリキュールの色味が変わり、鮮やかな深い紫からくすんだ紫色になってしまい、風味も落ちてきます。美味しさが長持ちしているうちに飲み切れるよう、飲み切れないほど大きなボトルは選ばないこともポイントです。保管に気を付けて、なるべく長くカシスの美味しさを楽しんでくださいね。

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