「ショット」と聞くとテキーラを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?テキーラのショットはまさにメキシコ的な飲み方で、美味しくテキーラを味わう一つの飲み方です。しかしテキーラのショット以外にも、ショットで飲むのに適したカクテルがたくさんあります。今回はそんなショットのカクテルをご紹介するので、せひたくさんのショットカクテルを知ってください。
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「B-21」
B-52は日本でも流行したことのあるショットカクテルで、甘くて重めなのが特徴です。B-52(ビーフィフティツー)はアメリカのボーイング社が開発した大型戦略爆撃機の名前に由来しており、まさに爆弾のようなカクテルだということを表しています。B-52はグラスの中で層を作るプースカフェスタイルカクテルで、コーヒーリキュールのカルーア、クリームリキュールのベイリーズ、オレンジリキュールのグランマルニエを使って作られます。どのリキュールも甘口なので女性にも飲みやすいショットカクテルではありますが、どの材料にもアルコールが含まれているので、アルコール度数は25度以上になります。
「ウーウー」
ウーウーは日本ではあまり馴染みのないショットカクテルですが、アメリカでは1980年代の後半から流行っているカクテルです。ウォッカをベースにピーチリキュールとクランベリージュースを加えるので、フルーツの甘味が強いショットカクテルに仕上がります。ウーウーはウォッカ30ml、ピーチリキュール20ml、クランベリージュース10mlをシェイクして作るカクテルですが、ビルドでロングカクテルにすることもできます。ショットにすると口の中が甘ったるくなるので、分量を減らして炭酸水を入れると飲みやすくなります。
「バズーカ・ジョー」
バズーカ・ジョーは日本ではあまり知られていないショットカクテルですが、欧米ではファンも多いショットカクテルです。ベイリーズ10ml、ブルーキュラソー10ml、バナナキュラソー10mlをシェイクして作られるので、綺麗な海のような青色が特徴です。バズーカ・ジョーはまるでお菓子のような甘い風味に仕上がるので、お酒というよりもジュースのような感覚で飲むことができます。ショットなので分量は少なめですがかなりの甘口なので、甘党の人におすすめしたいショットカクテルです。
「アラバマ・スラマー」
アラバマ・スラマーはトム・クルーズ主演の映画「カクテル」に登場したカクテルで、通常ロングカクテルとして飲まれることが多いです。アメリカではこれをショットグラスに入れてショットすることがありますが、酸味と甘味のバランスがよく美味しいので飲みやすいショットになります。アラバマ・スラマーはサザンカンフォート1/3、アマレット1/3、スロージン1/4、レモンジュース1/4をシェイクすると作ることができます。アルコール度数は17度程度と高くもなく低くもないので、食前酒や食後酒としてショットで飲むのにおすすめです。
「カシスショット」
カシスショットはテキーラのショットが苦手な人のために作られたショットで、テキーラにカシスリキュール、炭酸水を加えて作られます。クセのあるテキーラをベースとしていますが、カシスの甘味と炭酸水の爽やかさがバランスをとってくれるので、お酒が苦手な女性やショットカクテル初心者にも飲みやすいです。カシスショットは一気飲みのためにクラブでよく見かけるショットカクテルですが、ロングカクテルとして食事に合わせて飲むのにもおすすめしたいカクテルです。