普段カクテルを飲むという人でも、案外よく知らないのがホットカクテルです。
ホットカクテルは甘みや香りを感じやすいものが多いので、寒い日の夜、ホットカクテルでリラックスしながら過ごすのも良いのではないでしょうか。
また、就寝前のナイトキャップなどにして、体を温めてからベッドに入るのもおすすめです。そんな冬の日にふさわしいホットカクテルの中でも、特におすすめのものを5つご紹介します。
目次
ホット・カシスウーロン
名前そのままに、ホットウーロン茶の中にカシスリキュールを混ぜたホットカクテルです。
ウーロン茶がない場合はお湯で割ってホットカシスとしても楽しめますが、甘すぎるという方にはこのホット・カシスウーロンがおすすめ。
レモンなどを入れて、少し酸味をプラスしても美味しいですよ。
それでもまだ甘すぎる、という人はカシスリキュールではなくカンパリリキュールをお湯で割ったホット・カンパリなども作り方は似ているので、試してみてくださいね。
アイリッシュ・コーヒー
ホットコーヒーにアイリッシュウイスキーを注ぎ、砂糖や生クリームを加えたカクテルです。甘いのが苦手な人は、砂糖を控えめに作っても構いません。
比重の違いによって生クリームがちゃんとフロートするので、そのまま口を付けて、生クリームのまろやかさの後にくるコーヒーのほろ苦さを楽しむことが出来ます。普段コーヒーを飲むのが習慣の方であれば、アイリッシュウイスキーさえ用意すれば、家に常備してあるコーヒーの材料で手軽に作れるのもメリットですね。
ホット・ウイスキー・トディ
簡単に言えばウイスキーのお湯割りなのですが、そこにレモンや角砂糖、クローブやシナモン、ナツメグ、ジンジャーなど様々なアレンジを加えて頂くカクテルです。砂糖の代わりに、蜂蜜やジャムなどを使っても香りがよくなります。
Barなどでオーダーするとレモンと角砂糖、クローブが入っていることが多いような気がしますが、家で作る場合は自分のお好みで色々なアレンジをしてみて下さいね。
クローブや生姜は体を温める効果があるので、ナイトキャップの際には入れてみるのをオススメしますよ。ウイスキーが苦手だという人は、ラムやブランデーなどで作っても別のホットカクテルとして楽しむことが出来ます。
ホット・エッグ・ノック
少し風邪っぽい、体が疲れている、そんな時にオススメなのがこのエッグ・ノックです。
ブランデーをベースに砂糖、牛乳、卵の入ったこのカクテルは、飲んでみるとミルクセーキのような優しい味わいです。色々な作り方がありますが、卵黄と白身を分けて別々に泡立てたり、最後にシナモンやナツメグを振りかけると更に美味しく頂けます。
お子さんが風邪気味で看病しているお母さんもこれを飲めば元気になりますし、お子さんにはアルコール抜きで作ってあげると喜びますよ。
ホット・バタード・ラム
ラムのお湯割りに角砂糖とバターを加えたこのカクテルは、ホットカクテルの中では定番のカクテルではないでしょうか。香り高いラムと、バターの風味がたまらない一品です。
変化をつけたいときは塩をひとつまみ入れてみたり、シナモンスティックを入れると格段に風味がよくなりますよ。
お湯の代わりにホットミルクを使うことで、ホット・バタード・ラム・カウという別のカクテルに名前が変わります。ミルクとバター、合わないわけがないですよね。
ホット・バタード・ラムよりも濃厚でマイルドな口当たりになるので、まろやかな味がお好みの方はこちらもぜひお試しください。
香り高いホットカクテルで一息
ホットカクテルの中でも、特におすすめのものを5つご紹介しました。
Barで頼みたいものから自宅で手軽に作れるものまで、意外にホットカクテルの種類は豊富にあるんですね。冬だからこそ飲みたいホットカクテルで、心も体も温まってみてはかがでしょうか。