夏を連想するフルーツといえばマンゴーですが、甘く濃厚な南国のフルーツマンゴーはカクテルにもよく使われるフルーツです。マンゴーリキュールを使ったものからマンゴージュースとアルコールを合わせたものまで、ひと口飲めば南国気分のマンゴーカクテルをご紹介します。
目次
マンゴージュースを選ぶポイント
マンゴーカクテルに使うマンゴージュースはどのようなものがよいでしょう。日本で手に入るマンゴージュースは九州の国産マンゴーを使ったものからマンゴーの本場インドやタイのマンゴーを使ったものまで様々です。ジュースを選ぶときには果汁の割合が濃いものを選びがちですが、マンゴーは繊維質が多く甘みが強いため、果汁が30~50%に調整したものが一般的です。このくらいの果汁の方がくどくなりすぎずおいしいマンゴージュースとして味わうことができるようです。
マンゴーにはアップルマンゴーやアルフォンソマンゴー、ペリカンマンゴーなど様々な種類があり、それぞれ味も香りも少しずつ異なります。好みのマンゴージュースを見つけましょう。
マンゴーリキュール
マンゴーを使ったリキュールで有名なものにマンゴヤンがあります。マンゴーにバニラの香りを付けることでフルーツ独特の酸味と甘みに加えて華やかな奥深いバニラの香りが特徴です。アルコール度数は20%とやや高いですが、マンゴヤンを使うことで様々なマンゴーカクテルを手軽に楽しむことができます。
ピンキー・サワー
カンパリとウォッカをベースにジンジャーエールとマンゴージュースを合わせたピンキー・サワー。マンゴージュースの甘さをハーブの香り漂うカンパリとジンジャーエールのスッキリとした辛味が甘すぎない飲みやすいカクテルです。
薄いピンク色のカクテルはマンゴージュースを使っているようには見えませんが、マンゴーの甘い香りはしっかりとカクテルの中で主張しています。
フレッシュ・スイート
ウォッカにジンジャーエールとマンゴージュース、そこ加えるのがしその葉です。シェイカーに氷としその葉を交互に入れ、ウォッカを注いで激しくシェイクします。こうすることでしその葉の香りを充分に引き出します。グラスにマンゴージュース、ジンジャーエールとともに注いでステアして完成です。
意外に感じるかもしれませんが、しその爽やかな香りがマンゴーの甘さを爽やかに飲みやすく仕上げてくれます。夏の暑い時期、夏バテでも楽しめそうなカクテルです。
マンゴヤン・モヒート
モヒートをマンゴーリキュールでアレンジしたマンゴヤン・モヒートは、マンゴーの甘い香りがオリジナルのモヒートよりも飲みやすくしてくれます。グラスでミントと砂糖、ライムをつぶして香りを出し、ソーダとマンゴヤンを注いで軽くステアします。
すっきりとしたソーダの中にミントとライムの爽やかな香り、マンゴーの濃厚な甘さがほんのりと効いた夏に爽やかなカクテルです。
マンゴヤン・ミルク
甘いカクテルがお好みなら手軽に楽しめるマンゴヤン・ミルクがおすすめです。マンゴヤンと牛乳を好みの量混ぜ合わせればすぐにできるマンゴヤン・ミルクはまろやかな牛乳とマンゴーが合わさったマンゴープリンを飲んでいるようなお手軽カクテルです。