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意外とある!カクテルを軽量するための道具3選

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意外とある!カクテルを軽量するための道具3選

カクテルにはそれぞれレシピがありますから、決まった量の材料を量りとってグラスに入れていきます。その中で、おそらく最も有名な道具はメジャーカップでしょう。が、それ以外にも計量するための道具があり、それぞれに長所があります。3つの道具を紹介しますので、シーンや目的に合わせて選んでいただければと思います。

目次

メジャーカップ

計量のための最もポピュラーな道具としてはメジャーカップがあるでしょう。金属製で、メガホンを2つ貼り合わせたような形をしています。こぼれる寸前まで液体を注いだ時に、決まった液量が量りとれるようにできていて、1つのメジャーカップで2つの液量を量りとることができます。ポピュラーなサイズは30mL/60mL、あるいは30mL/45mLでしょう。これよりも小さな15mL/30mLというモデルもあります。初めて使う場合でもぴったりと液体を量りとれる扱いやすさが最大の長所です。カクテル初心者はここから始めるといいでしょう。15mL/30mLと30mL/45mL、2つメジャーカップさえ揃えれば、カクテルのレシピに登場する液量のほとんどはカバーすることができます。

プレシジョンポアラ

プレシジョンポアラはボトルの口にはめこんで使います。プレシジョンポアラにはそれぞれ容量が決まっています。これをボトルの口にはめこんだ状態で、ボトルを逆さまにすると、設定された容量だけボトルの中身がポアラの中に入り込んできます。あとはボトルを少しずつ傾ければ、ポアラの口から設定された容量分の液体が吐き出されます。扱いが非常に簡単なため、初心者でも間違いなく液体を扱えるという点は大きな長所ですが、短所もあります。2つ以上のカクテルを作るとき、同じボトルから異なる液量を量りとらなければいけないこともあるでしょう。こんな時にはプレシジョンポアラを差し替えなければなりません。また、ボトルの数だけプレシジョンポアラが必要になるため、ある程度まとまった数を用意しなければ実用性が伴いません。

ポアラ

ポアラは、プレシジョンポアラ同様、ボトルの口にはめこんで使う道具です。ちょうどボトルの口から細い注ぎ口が生えたような見た目になります。実はポアラは欧米ではポピュラーな計量の道具で、ポアラを使って液体を量るテクニックは「フリー・ポアリング」と呼ばれています。ポアラは一定の勢いで液体を吐き出すように設定されているため、トレーニングを積んで体で感覚を覚えれば、狙った液量を自在に注ぎ分けることができるようになります。ポアラを付けたボトルを勢いよく逆さまにして、「Bubble(バボ)、ワン・ツー・スリー…」とカウントして使うのですが、この1カウントが7.5mLに相当します。トレーニングを積んで、感覚を覚えなければ扱えないという短所はありますが、慣れてしまえばカクテルを作るのにかかる時間が短くなるという長所があります。時間がかからないということは、それだけ使っている氷が溶けないということ。水で薄まっていない、美味しいカクテルに仕上げることができます。

あなたに合った軽量道具を

いかがだったでしょうか。メジャーカップ、プレシジョンポアラ、そしてポアラ、それぞれに長所と短所があります。初めてカクテルを作り始めるビギナーには、初期投資も抑えられて、扱いも簡単なメジャーカップがオススメです。好きなカクテルが決ってきて、このボトルからこの量だけ取りたい、ということが決っている方にはプレシジョンポアラがオススメできます。トレーニングを積んで美味しいカクテルを作りたい人、いずれはバーテンダーを目指すつもりという人はトレーニングを積んで、ポアラにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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