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耳を疑う!ネーミングセンスが面白いカクテル3選

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耳を疑う!ネーミングセンスが面白いカクテル3選

普段私たちが飲んでいるカクテルには、ジン・トニックやマリブコークなどのお酒由来の名前や、青い珊瑚礁やブルーハワイなどの色を連想させる名前、ヴァージン・ピニャ・コラーダやソルティドッグなどの作り方や見た目などカクテルに関連した名前などがあります。しかし中には耳の疑ってしまうようなネーミングの、名前だけでは決してイメージできないカクテルがあります。

今回は、そんな耳を疑うネーミングセンスのカクテルを3つご紹介します。ぜひ色々なカクテルを知って、また違ったカクテルの楽しみ方を見つけてみてください!
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目次

なんだか不吉な『午後の死』

午後の死(Death in the Afternoon)はいかにも不吉な名前のカクテルですが、アメリカの小説家であるヘミング・ウェイが考案したカクテルで、別名ヘミングウェイ・カクテルとも呼ばれています。この午後の死という名前はヘミングウェイ・ウェイが書いた短編小説の名前を取ってつけられていますが、お酒をこよなく愛したヘミング・ウェイがこのような名前を付けたのには、何か意味があるのではないかと秘かにささやかれています。

午後の死というカクテルは考案された当時は、黒色火薬をシャンパンで割ったものでしたが、あまりにも揃えにくい材料だったため、後に黒色火薬がアブサンで代用されるようになりました。しかし20世紀初頭はヨーロッパの一部の国ではアブサンが禁止だったため、アブサンがペルノに変更されて世界に広まりました。また現在はアブサンが解禁になったので、ペルノではなくアブサンを使用する人が多いです。

午後の死の材料

・シャンパン(ヘミング・ウェイの指定はマム(G.H.MUMM))45ml
・アブサン、もしくはペルノ                 適量

午後の死の作り方

①シャンパングラスにアブサンを注ぐ
②シャンパンを静かに加える
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ドキッとする『ビトウィーン・ザ・シーツ』

ビトウィーン・ザ・シーツ(Between the sheets)は’シーツに入って’という意味のカクテルで、ナイトキャップにおすすめのカクテルです。女性がオーダーするとドキッとしてしまうような名前ですが、色も怪しげなイエローで、まるで誘っているかのようです。

ビトウィーン・ザ・シーツはブランデーとラムをベースとするショートカクテルで、アルコール度数は高めです。芳香な香りとまろやかで甘い味が飲むペースを進めるので、飲み過ぎには注意しましょう。

ビトウィーン・ザ・シーツの材料

・ブランデー            20ml
・ホワイトラム           20ml
・オレンジキュラソー(コアントロー)20ml
・レモンジュース          1tsp

ビトウィーン・ザ・シーツの作り方

①シェイカーに全ての材料を入れて混ぜる
②カクテルグラスに注ぐ
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強烈な一撃の『ノックアウト』

ノックアウトと聞くと、飲んだらノックアウトしてしまうのではないかと思ってしまうような名前ですが、このカクテルは1927年に行われたボクシング世界選手権でジャック・デンプシーを破ったジーン・タニーを称えるために作られたものです。ノックアウトと名前が付けられているのでノックアウトさせたのかというと、そんなこともなく判定による決着だったと言われています。

ノックアウトの名前の由来はボクシングではありますが、カクテル自体もパンチの効いた強めのカクテルです。ジンやベルモット、リカールを使うので、飲みすぎると本当にノックアウトしてしまうかもしれません。かつてはアブサンを使うレシピが主流でしたがクセがとても強くなるので、リカールやペルノを使うレシピが一般的になりました。

ノックアウトの材料

・ドライジン      30ml
・ドライベルモット   20ml
・ペルノ        10ml
・ホワイトペパーミント 1tsp

ノックアウトの作り方

①シェイカーに全ての材料を入れてよく混ぜる
②カクテルグラスに注ぐ

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