カラフルなカクテルの中でも取り分け種類が多いのが赤いカクテルです。カシス、カンパリやトマトベースなどひとことで赤といってもその味は選ぶのに悩んでしまうほど幅広いバリエーションを持っています。情熱の赤いカクテルをご紹介していきます。
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カンパリソーダ
イタリアを故郷に持つカンパリはビターオレンジと薬草から作られたリキュールです。鮮やかな赤色のカンパリをソーダで割ることで淡く美しい赤色になります。そのほろ苦い独特の風味は本場イタリアはもちろん、世界中で広く親しまれています。カンパリをソーダで割るスッキリとしンぷるな組み合わせは食前酒として飲んでもお食事の邪魔になりません。
カンパリはもともとオレンジから作られているため、柑橘との相性も抜群です。飾りとして添えて絞って楽しむのもよいでしょう。
スプモー二
スプモー二はカンパリにグレープフルーツジュースを合わせ、グラスにトニックウォーターを満たして作ります。絞りたてのグレープフルーツジュースは柑橘の爽やかな香りが上質でカクテルに飲みやすさを与えます。さっぱりとした飲み口で女性にも人気の淡い赤のカクテルです。
カンパリ・ビア
ビールが苦くてちょっと苦手という方におすすめなのがカンパリ・ビアです。カンパリの爽やかな香りと独特のほろ苦さが加わりきれいな赤に染まったビールはとてもすっきりと飲みやすくなります。
ブラッディ・メアリー
たっぷりのトマトジュースの鮮やかで深い赤が特徴的なのがブラッディ・メアリーです。ウォッカベースのブラッディ・メアリーのもう一つの特徴は、好みのアレンジを楽しめることではないでしょうか。塩やレモン、ウスターソースやタバスコなどスパイスや調味料を好みで足して味の変化を楽しみます。セロリなど野菜スティックを添えることも多く、野菜ジュース感覚の珍しいカクテルです。
ブラッディ・ブル
こちらも珍しいカクテル、ブラッディ・ブルはブラッディ・メアリーにビーフブイヨンが入ります。ほんの少し加えたレモン果汁が全体をキリッと引き締めます。スペインのガスパチョのような、冷静スープ感覚の変化球カクテルです。
キール
フランスで生まれた白ワインとクレーム・ド・カシスを合わせたキールは、白ワインのスッキリとしたおいしさにクレーム・ド・カシスの香りを合わせたカクテルです。
白ワインと合わさったカシスは美しい赤に染まり、とても品のあるカクテルです。食前酒としても楽しまれます。しっかりと冷やした白ワインに多めのクレーム・ド・カシスを使うのがおいしく作るポイントです。
キール・ロワイヤル
キールの白ワインをシャンパンやスパークリングワインに置き換えて作られるのがキール・ロワイヤルです。スパークリングがキールの華やかさを増し、すっきりと楽しめます。グラスの中で華やかにはじける泡が品がありながらもリッチということからロワイヤル(王家風の)の命名の由来だと言われています。
華やかで情熱的な赤いカクテル
いかがでしたか。赤いカクテルにはリキュール由来のものからベースとなるジュースの色を生かしたものまで様々でした。情熱の赤いカクテルで情熱的な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。