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おしゃれなスノースタイルカクテルの作り方

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おしゃれなスノースタイルカクテルの作り方

カクテルは色んな技法が盛り込まれて作られていますが、その中にカクテルに混ぜない材料としてグラスの飲み口に施すスノースタイルと呼ばれるものがあります。スノースタイルは、グラスの縁に雪が積もったように塩や砂糖を付けるということから呼ばれるようになりました。

今回は、そんなスノースタイルのやり方と、砂糖を使ったスノースタイルのカクテルを2つご紹介します。ぜひ自宅でもおしゃれなカクテルが作れるように、スノースタイルを練習してみてください。

目次

スノースタイルとは

スノースタイルとは、グラスの縁に塩や砂糖を付けることによって雪が積もったかのように飾ることを指し、ソルティ―ドッグやマルガリータなどに使われています。日本ではまだスノースタイルはおしゃれなカクテルという認識がありますが、欧米では多用されている技法の一つです。また日本では’スノースタイル’(snow style)と呼ばれていますがこれは和製英語なので海外では通じず、英語ではfrosting(フロスティング)やrimmed with salt(もしくはsugar)と呼ばれています。

スノースタイルの材料と作り方

スノースタイルには、カットレモン(もしくはライム)、塩(もしくは砂糖)、グラスがあれば作ることができます。カットレモンはくし型に切ったものを使用し、塩はマルガリータソルトや岩塩などの中からカクテルに合ったものを選ぶと良いでしょう。

①カットレモンの横の部分を使って塩を付けたい部分に果汁を塗る
②平たい容器に入れた塩に、グラスを斜めにして少しずつ付ける
③付け終わったらグラスの底を軽く叩いて余分な塩を落とす
④グラスの中に塩が入ってしまった場合、綺麗に落とす

『雪国』

雪国は、1959年に山形県のバー・喫茶店ケルンの経営者、井山計一氏によって作られたカクテルです。川端康成の小説『雪国』をイメージしたカクテルであり、サントリー主催のカクテルコンクールで一位を受賞したことから雪国が広まっていきました。雪国は甘口で柑橘系の酸味も感じることができるカクテルで、お酒の味が苦手な人にも比較的飲みやすいカクテルです。ただし度数は25度以上と高めなので、飲みすぎには注意しましょう。

雪国の材料

・ウォッカ      40ml
・ホワイトキュラソー 10ml
・ライムジュース   10ml
・グラニュー糖
・カットレモン
・飾り用のミントチェリー、もしくはマラスキーノチェリー

雪国の作り方

①グラニュー糖とカットレモンでカクテルグラスをスノースタイルに仕上げる
②シェイカーにウォッカ、ホワイトキュラソー、ライムジュースを入れてシェイクする
③カクテルグラスに注ぐ
④グラスの底にチェリーを沈める

『青い珊瑚礁』

青い珊瑚礁は、1950年に日本バーテンダー協会主催で行われたコンクールで鹿野彦司氏が優勝した時の作品で、今ではスタンダードカクテルの一つにもなっています。ペパーミントリキュールの鮮やかな海と、珊瑚礁を見立てた底にあるチェリーが魅力的で、その見た目を裏切らない甘く爽やかな味わいが特徴です。

青い珊瑚礁の材料

・ドライジン       40ml
・ペパーミントリキュール 20ml
・グラニュー糖
・カットレモン
・飾り用のマラスキーノチェリー

青い珊瑚礁の作り方

①グラニュー糖とカットレモンでカクテルグラスをスノースタイルに仕上げる
②シェイカーにジンとミントリキュールを入れてシェイクする
③カクテルグラスに注ぐ
④グラスの底にマラスキーノチェリーを沈める

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